えのぐ日記

小学校で図画工作専科の教諭をしています。

はじめました

現在小学校で図画工作専科の教諭している。

日々感じたことを書き留めていく。

 

自分の職業は思ったより特殊らしい。

久しぶりに会った友達にコーヒーを飲みながら、

ブログをやってみたら?

と言われた。

確かに、書き留める、記録しておくということは今後の自分のためになるかもしれない。

 

これまで自分が考えていたことは、ツイッターでつぶやいたり、飲み屋で友達に話したり、妻にだらだらと取り留めもなく話したりするぐらいだった。

 

取り留めもなく話しているようでは社会に対する批判や、これから書いていくであろう図画工作という教科の不思議な部分をただ空中分解させているだけで、詳細な言葉やそこでの持論が時間が経つとともに消えていき、その場の雰囲気「楽しい」とか「おもしろい」「深い」などの漠然とした感想が記憶として残るだけだと思った。

それはそれでいいのだが、飲み屋のおやじの戯言と変わらない。社会の文句を言っても、それで終わりで、そこから何かが始まるわけでもない。かなり後ろ向きである。

ブログに残したところで、それで終わりで、そこから何かが始まるわけでもないが、記録が残るということと、誰かに見るということが自分への戒めになると思う。

自分の感想を大量にアーカイブしておくことで、飲み屋に漂った言葉の空中分解を止められそうな気がした。それが自分の根拠になればという期待もある。

そんなこんなで、

正しい文章を(できるだけ)心掛けながら、

自分が感じたことを記録しておくためにこのブログを始めることにした。

読んだ本についてや、気になったフレーズ、図画工作の教諭として感じたこと、展覧会などの感想を書くので、多少専門外の人から見ると意味が分からない部分もあると思うし、正しくない歴史認識や文章の誤読もあるかもしれないが、自分本位で、自分のために書こうと思う。